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2006年10月 6日 (金)

町長選挙

4163247807 町長選挙
奥田 英朗
文藝春秋 2006-04

by G-Tools

「読書の秋」ではありますが、本と対峙って気分とはほど遠い今日この頃。

こんな時は伊良部先生とマユミさんに日々の無聊を慰めてもらいましょうか。
うーん、【奥田英朗著・町長選挙】の伊良部先生、マユミさんは毒気に乏しいなあ。

シリーズものの宿命なのかなあ。読後感がだんだんマイルドになってきちゃって少々不満。
でも、体調不良時の読書としては伊良部先生もマユミさんも毒が薄くて良かったのかな?

先日読んだ【有川浩著・図書館戦争】でも思ったのですが、ぶっ飛んだキャラクターで引っ張るって相当パワーが要るんでしょうね。

パターン化されたりパワーが落ちたりするとすぐあきちゃう私のような読者がわがままなのかなあ?
でも、パターン化の極致みたいな池波正太郎の小説などはまた違った安らぎみたいなものを感じて再読したりするんですよねぇ……読書というのもなかなかややこしいものですね。

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コメント

北原亞以子の【慶次郎縁側日記】なんか読んで癒されている私は、少々疲れ気味なのでしょうか・・・

伊良部先生、毒気が抜けていてもいいから、会いたいものです。

でも、

>パターン化されたりパワーが落ちたりするとすぐあきちゃう

という気持ち、とてもよくわかります。

投稿: ぴとこ | 2006年10月 6日 (金) 22:47

ぴとこさん、こんばんは。

【慶次郎縁側日記】は癒されるのですか。
癒されたい、癒されたい……そんじゃ、それ行ってみようか(^^)
小説もテレビも全く縁がなかったのです。
初めての作家との出会いってなかなかスリリングで楽しいんですよね。

伊良部先生はねぇ……今回はどっちかというと脇役かな。
4話中3話は時の人のパロディ、それに例の如く伊良部先生とマユミさんが絡む設定。
結構、ニタニタしながら読んでましたが前作、前々作と比べると毒気は薄れてます。
ま、癒しとしては良かったかもってところです。

最近読んだ奥田作品ではララピポの方が「毒」は強かったです。これは好き嫌いが激しく別れる気もしますが……
サウスバウンドも読んだし、そのうちにガールも読めそう。
この1年、おかげさまで、奥田作品は結構読めました。
しかし、いまだに何が飛び出してくるかわからないところがあって得体が知れない作家ではあります(^^)

投稿: トラベエ | 2006年10月 6日 (金) 23:22

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受信: 2006年10月28日 (土) 18:19

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