幕末史・半藤一利
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幕末史 新潮社 2008-12 by G-Tools |
500ページ弱のなかなか厚みのある本です。
1週間ほどかけてボチボチと読んでいたのですが、目から鱗的なところもあって面白かったです。
私の乏しい幕末知識はほとんど「薩長史観」だったんですね。
知らず知らずのうちにそれをインプットされているんですねぇ。
まぁ、歴史というのは勝ち組に都合の良いように言い伝えられていくのでしょうから私が「薩長史観」に染まるのは自然なことでもあるのでしょうが……
翻って、東京生まれ、そしてお父上が長岡出身(賊軍の長岡藩ですね)のこの半藤さんの幕末史は「反薩長史観」です。
【歴史とはいろんな見方ができるもの】……その柔軟な視点が痛快でした。
平易な語り口に抵抗なく読めてしまったけれど、これは著者の博覧強記に裏打ちされての読みやすさなのでしょう。
弁士の心地良い語りを聴いている感じで読み流してしまった個所も多々あることでしょう。
じっくり再読すれば良いのでしょうが……借り本なのでそうもいかないか。
「昭和史」は廉価版も出ているようだし、購入も考えてみましょう。
それに「勝海舟」についての本も読んでみましょうか。
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