獣の奏者・上橋菜穂子
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獣の奏者 (4)完結編 講談社 2009-08-11 by G-Tools |
さむ~い祝日、炬燵にもぐって「獣の奏者・完結編」を読んでいました。
「獣の奏者」は1~2巻で完結した物語だったそうです。(完成度、非常に高いです)
その後、作家の佐藤多佳子さんの「もっと読みたい・・・。この完璧な物語の完璧さが損なわれてもいいから」という言葉や、アニメ化の話をきっかけにその先へと続く道を「発見」して、3巻(探求編)、4巻(完結編)が生まれたんだそうな。
作者は完結編のあとがきで【<闘蛇編><王獣編>(1~2巻)が「人と獣」の物語であるとすれば、<探求編><完結編>(3~4巻)は「人々と獣たちの歴史の物語」なのかもしれません。】と書いています。
1~2巻にはエリン(主人公)の成長物語的要素もあるのですが、3~4巻では逃れられない宿命に敢然と立ち向かっていくエリン(and夫のイアル、息子のジェシ)の哀しさが基調になっているので読んでいる方も辛いし重いです。
ラストは予想通りの終末を迎えてしまったなぁ……絵空事でも良いからハッピーエンドの展開をちょっとは期待しながら読んでいったんだけどなぁ(無い物ねだり)
とにもかくにも「獣の奏者」全4巻は素晴らしいです。
気が早いけどトラベエの「今年度ベスト1」の読書だったかも?
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