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2010年12月23日 (木)

獣の奏者 外伝-刹那-・上橋菜穂子著

去年、面白く読ませてもらったファンタジー大作「獣の奏者1~4巻」のサイド・ストーリーが出ているというので読んでみることに。

第1話「刹那」はエリンとイアルが結ばれ息子ジェシが誕生するまでをイアルの語りで描いています。
第2話「秘め事」はエリンの理解者エサルの許されぬ恋の回想。
第3話「初めての」はエリン、イアル、ジェシ家族の幸せなひとときを描いた小編。

時間的には「獣の奏者」1~2巻と3~4巻の間にある物語なのでしょう。

あとがきで上橋さんは「自分の人生も半ば過ぎたな、と感じる世代に向けた物語になったようです」と書いていますが、確かに、これは大人向けの一冊でしょうねぇ。

本編をワクワクと読ませてもらった者にとって「外伝」が出れば読まないわけにはいきません。
そして、興味深く読ませてもらいました。

しかし、「外伝」はやっぱり「外伝」ですよね……って、それじゃ、意味不明?

本編を読んでいなければ外伝はチンプンカンプンに違いないのですが、この外伝に盛り込まれたストーりーが本編になくて良かったと思います。(って、そんなことは作者は百も承知の外伝なのでしょう)

「外伝」ではエリンとエサルの生き方が描かれていますが、これはファンタジーとは遠く、もっと、リアルです。
これはこれで面白く読ませてもらったのですが、ウーン、これが児童図書なのかなぁ?(私は一般図書室ではなく児童図書室から借りてきました)

作者も「自分の人生も半ば過ぎたな、と感じる世代に向けた物語になったようです」と言っているんだよなぁ……今時の小中学生はこういうのを嬉々として?読むのでしょうか?
特に第2話はタイトルからして「秘め事」、許されぬ恋の物語なのですよ。

児童図書とか一般図書とか括る必要はないのかなぁ……ウーン、どうなんでしょ?
ウーン、人生の終わりが近い読者が心配することでもないのかなぁ?(^^;

4062164396 獣の奏者 外伝 刹那
上橋 菜穂子
講談社 2010-09-04

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コメント

なんですと。

この、忙しい年末に、トラベエさんも、罪つくりな記事を・・・。

投稿: ぴとこ | 2010年12月26日 (日) 10:49

ぴとこさん、こんにちは。

この本は【自分の人生も半ば過ぎたな、と感じる世代に向けた物語】だそうですから、ぴとこさんに合うかどうかは???

個人的感想は本編が★★★なら外伝は★★かな?

そんなこと書かれたらぴとこさん的には読んで確かめないわけにいかない?
ま、それほど読書時間は要しないと思いますので、多忙のすきま時間にいかがでしょうか(^^)

投稿: トラベエ | 2010年12月26日 (日) 16:56

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