« 鯉のぼり | トップページ | 東吾妻町の水仙 »

2011年4月12日 (火)

樋口有介初期作品

ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫) ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)
樋口 有介

by G-Tools

デビュー作「ぼくと、ぼくらの夏」と第2作「風少女」を続けて読んでみました。

デビュー作は昭和の終わり、第2作は平成の初めに書かれたようです。
ということは、もう20年以上前の作品なんですね。
なんだか遠い目になってしまいました。

この人の風俗描写には懐かしさ以上に時代に色褪せない新鮮さがありました。

青春ミステリって言うのかな? スラスラっと楽しく読めました。
プロットはわりと平凡なんですけど過ぎ去りし日々(=青春)の捉え方が秀逸ですね。

2冊とも楽しく読んだのですが、「風少女」は舞台が前橋市のためか、地名等が気になって、青春ミステリの絵空事(良い意味のつもり)からリアルな人物模様を想像したりしてちょっと邪道な読み方だったかも?

あぁ、今、気が付いた!
「ぼくと、ぼくらの夏」の季節は夏、「風少女」は冬なんですね。
府中の夏、前橋の冬……季節感も素晴らしいです。

で、この人、ミステリ仕立ての本ばっかりなのかな?
同世代の群馬出身の作家さん、遅まきながら気になったのでした。

風少女 (創元推理文庫) 風少女 (創元推理文庫)
樋口 有介

by G-Tools

|

« 鯉のぼり | トップページ | 東吾妻町の水仙 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 樋口有介初期作品:

« 鯉のぼり | トップページ | 東吾妻町の水仙 »