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2011年6月13日 (月)

凶刃-用心棒日月抄(藤沢周平)

エンタメ系の本が読みたくなったのですが、これといって食指の動く新しい本がなかったので藤沢周平の用心棒日月抄1~4の再読。

1は忠臣蔵をからめての用心棒シリーズの第一作。
第一作ではキャラクターが自在に動き出すと言うわけにもいかないですが、2度目の読書で忠臣蔵との関連付けに納得。

2~3作が用心棒シリーズの真骨頂かな?
これぞ、エンタメ時代小説って感じで面白いです。

で、第四作の「凶刃」
これが今回は一番興味深かったです。
主人公はいっきに歳をとって40代半ば……前作の年令から一挙に16年も経っているそうな。
この時代、40代半ばというのはもう「人生の秋」に入り始めているんだそうです。
ムゥッ、そこはかと寂寥感が漂いますなぁ。

この作品、前回読んだときはミステリ仕立ての構成がイマイチで印象が薄かったのですが、今回はストーリー展開よりも用心棒仲間だった細谷源太夫や嗅足組佐知の歳の重ね方に関心が行って、それはそれで、興味深い読書でした。

再読の用心棒シリーズ、一回目とは違う面白さの発見があって良かったです。

さてさて、藤沢作品は再読しても楽しいし、まだ、未読の本もたくさんあるし……当分、読む本には困らないかも。
と言いつつ、他の作家に浮気したり、本を全然読まない日々が続いたり……節操のない日々でございます(^^;

4101247226 凶刃―用心棒日月抄 (新潮文庫)
藤沢 周平
新潮社 1994-08

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