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2014年6月12日 (木)

ある男・木内昇

楽しくもなし、さわやかでもなしの物語が七編。
ウーン、これは苦しいぞ。
気持ちが晴れない話を梅雨の鬱陶しい時期に読むこともないような……

しかし、放り出せないのです。
いやはや、こういうのは一種の麻薬かも? 余韻も強烈です。

最後の「フレーへードル」なんて、もう、これはホラーですよ。
ゾクッと来ました。

いやぁ、楽しいとは言い難い読書でしたが、引き込まれましたねぇ。

4163816402 ある男
木内 昇
文藝春秋  2012-09-27

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主人公は名のない「ある男」達ですが、これが皆超有能(異能に近い人もいる)なんですね。
木内さんには無能とまでは言わないけれど、もっと平凡な人にスポットを当てた物語も期待したいですね。
でも、この人が書いたらそれも非凡になってしまうのかな?

さ~て、次は処女作「新選組 幕末の青嵐」に行ってみましょうか。

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